今回は代表的な窯元の紹介をします。
『読谷山焼(ゆんたんざやき)』
読谷山焼は、大嶺實清さん、金城明光さん、玉元輝政さん、山田真萬さんの4名が読谷村に作った共同の登り窯です。
昭和47年(1972年)沖縄県初の人間国宝となった金城次郎さんより引き継ぎ、昭和55年(1980年)に開窯。読谷山焼の名は全国に知られ、現在のやちむん文化の礎を築いてきました。伝統的な技法で生み出される作品は十数年来のファンも多いです。
<読谷山焼の代表的な窯元>
・読谷山焼北窯(きたがま)
・読谷山焼横田屋窯(ゆくたがま)
・読谷山焼山田真萬(やまだしんまん)
『壺屋焼(つぼややき)』
壺屋焼は那覇市の壺屋で作られている焼物で、沖縄を代表する陶器の1つとなっています。
壺屋焼の特徴は、沖縄特有の釉薬を用いた色とりどりの力強い絵付けです。
庶民が用いる器でありながら、装飾性に豊み、さまざまな技法を駆使した意匠は、
大正時代の民芸運動家柳宗悦らによって広く紹介され、世に知られるようになりました。
<壺屋焼の代表的な窯元>
・育陶園(いくとうえん)
・陶眞窯(とうしんがま)
・幸陶器(ゆきとうき)
弊社でも読谷山焼、壺屋焼の窯元さんの作品をいくつか取り扱っております。
やちむんに出会うには!?
『やちむんの里』
沖縄のやちむんが一同に会する場所といえば、那覇市内から車で1時間ほどの読谷村にある「やちむんの里」です。
先ほど紹介した『北窯』や『陶眞窯』の他、有名な窯元がいくつもあります。
一軒一軒窯を訪ねるようなスタイルで、窯元ごとに特色が違うため、それぞれ見比べるだけでも
とても楽しめます。
『壺屋やちむん通り』
那覇の国際通りからも近くの「壺屋やちむん通り」では、40以上の窯元やショップ、カフェなどが並んでいます。
通りを散策しながら、おしゃれなカフェやショップでセレクトしたやちむんを購入することができます。
やちむんの里まで行く余裕はないという方は、こちらに立ち寄っても楽しめますよ。
是非、お気に入りのやちむんを見つけてくださいね。
沖縄県内各地では定期的に陶器市が開催されています。
「沖縄の陶器市ガイド」~おきなわ物語~
https://www.okinawastory.jp/feature/yachimun/market
イベントに合わせて沖縄旅行に行くものいいかもしれませんね。
○横浜市鶴見区のおきなわ物産センターに併設している、沖縄そばと島雑貨の店『てぃんがーら』では弊社のやちむんを取り扱って頂いております。実際にやちむんを手に取ってご覧いただくことができます。
○Instagramでは全国のやちむん好きの皆様へ現地の情報や様々な企画等を定期的に配信しております。是非ご覧ください。