こんにちは！香那ホールセールの沖縄便りです。今回は処暑（8月23日）をテーマに、沖縄の食材や文化についてお届けします。処暑は暑さが少しずつ和らぐ時期とされていますが、沖縄では島独自の恵みと伝統が息づく季節でもあります。そんな沖縄の今をお伝えしましょう。
- 処暑の沖縄 • 本土より遅れて秋の気配が感じられ始める時期 • 平均気温：28～30度、湿度：75～85% • 台風の襲来が多い時期で、農作物への影響に注意が必要
- 旬の食材：島バナナ • 8月下旬から9月にかけて最も美味しくなる沖縄特産のバナナ • 通常のバナナより小ぶりで甘みが強く、香りも豊か • 生食はもちろん、天ぷらやバナナケーキなどのスイーツにも最適
- 沖縄の伝統工芸：宮古上布 • 宮古島の伝統的な織物で、夏に適した涼しげな素材 • 苧麻（ちょま）を原料とし、独特の光沢と清涼感が特徴 • 2009年にユネスコ無形文化遺産に登録された貴重な技術
- 沖縄の行事：シヌグ • 旧暦7月の申の日に行われる女性のための祭り • 五穀豊穣や子孫繁栄を祈願する伝統行事 • 女性たちが山野に入り、薬草を摘んだり歌や踊りを楽しむ
- 沖縄の郷土料理：ヒラヤーチー • 小麦粉や卵、ネギを混ぜて焼いた沖縄風クレープ • 処暑の時期、野菜が少なくなる頃の栄養補給に重宝された • 具材をアレンジして、甘味にも塩味にも楽しめる多様な料理
- 処暑の沖縄の過ごし方 • 海水温はまだ高く、マリンスポーツが人気 • 夕涼みをかねた散歩やビーチでの星空観賞も楽しめる • 旬の食材を使った料理で、夏バテ解消と秋の準備を
処暑を迎え、沖縄でも少しずつ秋の気配が感じられ始めます。しかし、まだ暑さは続き、海水浴やマリンスポーツを楽しむ人々の姿が見られます。この時期、島バナナの甘い香りが漂い、宮古上布の涼しげな装いが目を引きます。
島バナナは、その濃厚な味わいと高い栄養価で、夏の疲れを癒すのに最適です。宮古上布は、その清涼感ある風合いで、まだ残る暑さをしのぐのに適した着物素材です。
シヌグは、女性たちが自然とつながり、コミュニティの絆を深める大切な行事です。一方、ヒラヤーチーは、処暑の時期に特に重宝される郷土料理で、野菜が少なくなる頃の栄養補給として親しまれています。
香那ホールセールでは、これらの旬の食材や伝統工芸品を取り揃えています。沖縄料理店の皆様、島の恵みと伝統を活かしたメニューづくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか？
次の二十四節気、白露の便りでは、秋の訪れを感じさせる沖縄の食材や文化についてもお伝えできればと思います。皆様からのリクエストもお待ちしております。それでは、次の二十四節気の便りをお楽しみに！